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SNSで話題!ダイソーじぶんノートを購入


引っ越しを機に自分に関する情報の棚卸しをしようと思い、SNSで話題の「じぶんノート」をダイソーで購入しました。

「もしもノート」として5つのシリーズがあり、他の4冊は「おかねノート」「けんこうノート」「おつきあいれんらくノート」「うちの子ノート」とそれぞれに特化したことが書けますが、それらの要点をまとめたものを「じぶんノート」に記入できます。

今までにコクヨの「もしもの時に役立つノート」と「ジブン手帳LIFE」を使っていましたが、「もしもの時に役立つノート」は書ける項目が非常に多く、財産というほどの財産がない若いうちではかえって使いにくいところもありました。また、同じようなノートをいくつも持っていると必要な時にかえって情報が散逸してしまいます。「じぶんノート」はマイナンバーの記載箇所がある、パソコンやSNSについてのお願いをするページがある、不動産ではなく家賃に関する欄がある、など、学生からでも、独身でもより気軽に使えるように工夫されています。「もしもの時に役立つノート」と「ジブン手帳LIFE」では項目の重複もあったので、この機会に見直すことにしました。

じぶんノート

無断複写・複製・転載の禁止が明記されているので、中身の画像はアップできませんが項目をまとめてみます。購入を検討している方は参考にしてみてください。

プロフィール

名前・誕生日・住所などの基本的なプロフィール、趣味のことなどがかけます。また、身長・体重・靴のサイズなどを含めた体の様々なところのサイズも書けますが、これは随時変化するものなので身長や平熱など比較的変化しにくいものを書き、あとはマスキングテープや付箋で書き直せるようにするといいかもしれません。また、体の図がついているので、持病のある箇所や過去に大怪我をしたところなどを記載できます。また、家族についても記載できます。

マイ・ヒストリー

自分史を書くことができます。住んでいた場所をベースに、家族構成・学校や職場・出会った人・世の中でのできごとを書くことができます。引っ越しは進学・就職・転職など人生の転機に伴うことが多いので、住んでいた場所をベースにすると書きやすいですが、欄が4つなので転居が多い人は書き切れないかもしれません(筆者も今までの分がなんとかかけるくらいです)。

ルーティン

1週間のルーティンと年間のルーティンを記載できます。イベント、テレビ番組、レッスンなど変化するものが多いので、これも直接書き込まず柔軟に書き直せるようにしたほうがいいかもしれません。

お気に入り

「レストラン」「お取り寄せ」「ショップ&ブランド」「食べ物」「スウィーツ」「花」「言葉(座右の銘)」「芸能人」「映画・テレビ」「マンガ・本」「音楽」に加えて、フリースペースが7つあります。縁起でもないことですが元々そういう目的のものなので、葬儀での故人の紹介などで参考にできるかもしれません。

ライフラインのこと

公共料金(電気・ガス・水道)・家賃・携帯電話・パソコン(インターネットプロバイダ)に関すること、銀行口座と主な用途を4つ記入できます。携帯電話はロック解除の方法を記載できます。

クレジットと電子マネーのこと

クレジットカードを4枚、電子マネーを5枚まで記載できます。よく使うものに絞って記載するのがよさそうです。

パスワードやIDのこと

パスワードを5つまで、健康保険証・年金手帳・運転免許証・パスポート・マイナンバーカードの番号を記載できます。パスワードは知られてもいいものに絞る、ヒントのみを記載するなどがいいかもしれません。

健康のこと

持病やかかりつけの病院、服用しているお薬について記載できます。

連絡先リスト

10人まで記載できます。もしもの時に連絡してほしい人に絞り、家族・親類・友人の連絡先を書きましょう。

もしも…..のときのこと

意識障害になった時の治療方針や仕事の事後処理に関すること、もしものときのパソコンやSNSアカウントの処分に関することを記載できます。また、葬儀やお墓、供養や法要についても記載できます。医療保険や生命保険について書く欄がここまでなかったのですが、ここの「治療のお金について」「葬儀の費用について」に簡単に記載しておくといいのかもしれません。

メモページ

合計4ページあります。財産に関することやID・パスワードに関すること、何かあった時の連絡先など、物足りない箇所は人それぞれだと思うのでそこについて書くことができます。

活用のしかた

従来のエンディングノートと比較して、より若い人が手に取ることに抵抗が少なく、項目も埋めやすい(というより、パソコンやSNSに関することなど従来のものでは物足りないような項目が追加されている)という工夫がなされていると感じました。相続の対象になるような財産や負債も少なく、法定相続人自体が親だけか、親(または幼い子供)と配偶者しかいない若い人にとってはより身近に感じやすいかもしれません。現在は品薄で入手困難なようですが、今回はたまたま今までどのシリーズもなかった店舗に再入荷(?)されているのを入手しました。おすすめです。

Posted in 消費者向け情報