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資格マニア予備軍なのに運転免許証は「原付免許」しか持っていない理由


筆者は昨年に唐突な思いつきで簿記3級を取得した上に今年3〜4つくらいの資格試験を控えているほどの資格マニア予備軍ですが、日本で18歳以上の多くの人が取得している「普通自動車第一種運転免許」は取得しておらず、これからも取得予定はありません。そのことについて書こうと思います。

個人サイトに書くかnoteに書くかも迷いましたが、「社会的信用があり気軽に持ち運べる身分証明書」としては依然として大きな効力を持ち、クレジットカード・銀行口座の申し込みや各種契約などで役に立つことからここに書くことにしました。クレジットカードの新規作成などでは今でも運転免許証番号を求められることが多いので、やはり取得するに越したことはありません。それでも、普通自動車免許でペーパードライバーになるくらいなら原付免許をおすすめします。

1. 自動車の運転免許は時間と費用がかかる

自動車の運転免許の取得には約2週間以上と約20〜30万円を必要としていて、車を運転する予定もないのに「みんな取ってるから」「学生のうちなら時間があるから」「身分証明として役に立つから」という理由で取得するには割に合いません。

一方、原付免許は最短1日、8,050円で取得できます(都道府県によって多少の誤差はあるかもしれません。筆者が取得したときは確か7,800円でした)。実技試験はなく(ただし実技講習はある)、学科講習も必須ではないので市販の本やアプリで対策すれば大丈夫です。都道府県によって違うようですが、筆者が取得した京都府では午前に実技講習、午後に適性検査(視力検査など)と学科試験、免許証交付というスケジュールでした。とりあえず高校を卒業して大学に入学するまでの間や大学に入ってすぐのゴールデンウィークなどにでも気軽に取っておいて、あとで必要だと思ったら自動車の運転免許をとるなどでもいいと思います。ただし、取得の時期はある程度考えないと、初回の更新に影響します。

免許の初回の有効期間満了日は「免許を取得した日から3回目の誕生日の1ヶ月後」です。筆者は2014/09/24に取得しましたが、これにはきちんと理由があります。知っているかどうかで期限が1年延びるかもしれません。

筆者の誕生日は9月7日です。同じ2014年でも2014/08/24に取得していたら、
①2014/09/07→②2015/09/07→③2016/09/07となり、「2016/10/07まで有効」となりますが、2014/09/24に取得したら
①2015/09/07→②2016/09/07→③2017/09/07となり、「2017/10/07まで有効」となります。誕生日の直後1ヶ月以内に取得するのがおすすめです。あと、視力が悪い人はあらかじめ眼鏡店などで度が合っているか確認しておきましょう。

2. 運転が怖い

あんなに殺傷能力の高い物体が街中を普通に往来しているの、怖くないですか?ましてや自分が運転するなんてもってのほかです。便利だとしても人を殺傷するリスクのほうが怖いので仕方ありません。これは筆者が地元に帰らず、公共交通機関が充実した地域で就職した理由の一つです。

地元は観光地なので公共交通機関がものすごく不便なわけではなく、帰省した際に大型ショッピングモール、総合病院、最寄駅などに行くことには問題ありませんが、自動車の運転免許がないとなると就職がものすごく制限されます。そんな理由で…と思われるかもしれませんが筆者にとっては重大です。子供の頃は大人になったら自動運転が普及していてそんなこと気にしなくていいと想像していましたが、なかなか想像には追いつきません。また、怖いのとは関係ありませんが維持費がバカにならないのも気にかかります。

芸能事務所やスポーツ競技の協会によっては、規定で運転を禁止しているところもあるそうですが、交通事故に関わる不祥事、あるいは本人に非はなくとも巻き込まれてしまうことで活動が制限されるというリスクを考えた規定であると思います。

3. 他の身分証明書に比べて利便性が高い

原付であろうと身分証明書としての効力は他の種類の運転免許証と同じです。他の身分証明書と比較してみます。

日本人なら誰でも健康保険証は持っていますが、やはり住所を自分で記載する、顔写真がないなど単独では身分証明書としての効力が低く、他のものと組み合わせる必要がある場合が多いです。ただし、賃貸契約などでは「勤務先が確認できる」という理由で健康保険証が重視される場合も多いようです。

海外旅行に頻繁に行く人ならパスポートでもいいかもしれませんが、筆者が結婚する前は本籍が地元にあったので戸籍謄本の取得も面倒で、申請・受け取りで2回窓口に出向く必要があるなど手続きが煩雑で費用も高いと感じてしまいます。あと海外旅行に行く予定がありません。

マイナンバーカードも身分証明としては普及してきています。しかし、マイナンバーカードはスリーブ付きとはいえむやみに知られては困るマイナンバーが印字されている上に、実印に代わる効力を持つ署名用電子証明書や、コンビニで住民票が取得できる利用者証明用電子証明書が格納されていて、必要な時以外に持ち歩くことにはリスクがあります。

常に携帯するリスクが比較的低く、社会的な信用力が高いという意味では運転免許証が最も優れているように思いますが、身分証明書としては運転免許証の種類が問題になることはありません。原付免許で差し支えありません。

こぼれ話

たぶんもう原付には乗らないと思いますが実技講習は何もしなくても前に進む自転車みたいで楽しかったです(子供か?)。京都府はバスが1時間に1本しかない場所に免許試験場があって不便だった上に、初回更新に行ったら免許試験場近くのコンビニがなくなっていてひもじい思いをしました。その後京都駅前に優良運転者専用の更新センターができましたがそこを利用することなく引っ越してしまいました。大阪府は本来は最寄りの警察署でも更新できるのですが、現在は感染症対策のため完全予約制になっていて警察署は予約がいっぱいであり、結局は免許試験場の更新の時間の枠しか取れませんでした。早めの予約をおすすめします。

Posted in 消費者向け情報