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「マイバッグ 3つのバッグで軽く美しく生きる」 を読んで実践したこと


ドミニック・ローホー著「マイバッグ 3つのバッグで軽く美しく生きる」を図書館で借りて読み、昨日返却しました。女性の読者を想定して書かれていますが、ミニマリストを目指したい人には性別を問わずおすすめします。

ここで重要なことは3つという数にこだわることではなく、なるべく用途の被るものを持たないことなので、必要な数はライフスタイルによって違いがあると思います。ローホー氏が提唱する「3つのバッグ」に相当するものを筆者が揃えたところ、どう頑張っても5つが限界でした。

自分が求めるバッグの条件を考えたところ、「劣化の早い合皮は持たない」「季節が限られるものは持たない」「フォーマルバッグ以外では合う服装が限られるものは持たない」「持つ性別が男女どちらかに限られるものは持たない」「材料費や人件費以外のところ(ブランディング、マーケティングなど)でむやみに付加価値のついているものは持たない」あたりのようです。決して高価なものではなくても自分の満足のいくものならいいです。「持つ性別が限られるものは持たない」というのは、自分にとって男性用のバッグは重厚すぎ女性用のバッグは華奢すぎ、どちらをとっても自分に合わないものを仕方なく使ってはまた別のものに買い替えることを繰り返し、これまで自分に合わないバッグをたくさん処分しました。ローホー氏は「自分自身に似ているバッグを見つける」ことを勧めておられて、人間とバッグが似ている???と少し混乱しましたが、言われてみれば筆者は最近になってやっと「自分自身に似ているバッグ」と出会うことができたのかもしれません。

BORDERLESS FUNCTIONALITY
anello の New normal(新しい日常)は、シーンも場所も性別も選ばない「境界線のない機能性」「持続可能性」のあるものづくりを当たり前に行うこと。

anello 2021 SPRING

anelloの口金リュックのように流行しすぎてしまうとかえって流行が過ぎたら野暮ったくなることが懸念されますが、流行から定番へと移り変わらせ、仕事でもプライベートでも、性別を問わず長く愛用できるものを消費者に提供するという意思を感じます。定番品になったら使っているものが破損や劣化したときの買い替えに困らず、しかも年々アップデートされているので期待できます。

以下、W:幅、H:高さ、D:マチとして記述します。

トートバッグ:W45/H35/D20

ローホー氏が提唱する、「もしバッグを1つに絞るならこれにする」というものです。また、多くの荷物を入れることを考えると800g以下が望ましいとのことです。これに相当するものを2つに絞りました。この2つはサイズは近くても用途が全く違うので、どうしてもどちらかを切り捨てるわけにいきません。

anello NOAH トートバッグ ATR0142:W40/H35/D13 530g

ローホー氏の提唱するトートバッグに近いサイズの、A4サイズが楽に収納できて、ポケットやパソコン収納も充実しているバッグです。元々はパソコン収納に別のバッグを持っていましたが、そのバッグは持ち手が合皮でできているのが心配で、より丈夫なナイロン製のこのバッグに買い替えたので不要になりました。見るからに安っぽい合皮の引手だけが気に入らなかったので本革のテープで引手を自作しました。パソコンや書類を持ち出すとき以外は頻繁に使うものではないので、それなりに長く使うことができそうです。


anello CROSS BOTTLE リュック(廃番、現行品ATB0193R):W27/H40/D17 600g

背面ファスナーがなく、何かと不便なのが2014年末に発売された最初期モデルの証。貴重品をお揃いデザインのショルダーバッグ(後述)に入れるので特にその点に不便は感じません。600gは多機能にアップデートされた現行モデルの重さなので、おそらく上のシンプルな最初期モデルはもっと軽いと思います。最近はあまり使っていませんが、旅行や帰省に欠かせない、正しくは購入してからほぼ旅行と帰省にはこれしか使っていないようなバッグです。丈夫なポリエステルキャンバスで作られていて、使用頻度が少ないのでまだまだしばらく使えそうです。購入当時は¥3,900+taxでしたが、現行モデルはどんどん値上げされている代わりにアップデートされて使いやすくなっているのでいつか訪れる買い替えも安心です。さらに現在はペットボトルをリサイクルしたポリエステルを使用し、持続可能性にも配慮した製品になっています。以下で紹介しているものは最新モデルです。


ミッデイバッグ:W30/H20/D10 

mid-day=日中に使うバッグ。小さ過ぎず大き過ぎず、貴重品だけではなく折り畳み傘やペットボトルなど、必要なものを無理なく収納できるサイズを想定しているとのことです。これも筆者には2つ必要です。

anello CROSS BOTTLE ミニショルダー(廃番、現行モデル:ATH0851R):W25/H19/D9 340g

ローホー氏の提唱するものに近いサイズで、必需品に加えて折り畳み傘やペットボトルまたは小さめの水筒も入ります。実は以前も持っていたのですが、その頃の無駄に多かった持ち物が入り切らなくなったのをきっかけに処分し、今年の年始の初売りで旧モデルが安くなっていたのをきっかけに再び購入しました。製造販売元のキャロットカンパニーにちなんで作った自作のにんじんあみぐるみキーホルダー、無印のトラベルS字フック、anelloのエコバッグCHICCOをつけています。リュックとお揃いのポリエステルキャンバスで作られています。リュックに入れていると取り出しにくい貴重品を持ち歩きやすく、今の自分のコンパクトな持ち物ならすべて入ります。これも現行モデルはペットボトルをリサイクルした素材でできていて、買い替えも安心です。



フォーマルバッグ

こればかりはanelloのラインナップではどうにもならないので、ブラックのシンプルなフォーマルバッグを持っています。持ち手の付け替えや装飾の付け替えで、ショルダーバッグ・クラッチバッグなど変化をつけられて慶弔両用できるものです。慶弔両用を考えると、立食パーティーでは両手が開くショルダーストラップつきがおすすめです。自分の現状では、しばらくは年忌法要で使うことが多そうです。これはどうしても男女で必要とされるデザインが異なりそうなので、それぞれの例を載せておきます。



ポシェット:W20/H13/D7

ローホー氏は「質が良く軽量の本革製で、貴重品だけを持ち歩きたいときやバッグインバッグとしても使える、ブランド名が目立たないもの」をおすすめされていました。anelloは低価格帯のバッグが中心なので本革の取り扱いはなく、別の店舗で探してみました。そんな都合のいいものはないだろうと思っていましたが、ありました。また、著書の中では「本革は食肉の副産物」であることも明言されていて、現在は安価な合皮の普及により、食用の牛からとられた皮が余って廃棄されている現状もあるようです。合皮の成分は比較的劣化が早いものが多く、「持続可能性」「生き物の命を余すところなくありがたくいただく」という観点からすると、長く使える本革を選ぶほうがよさそうです。

ビジネスレザーファクトリー ミニショルダーバッグ 10133:W24/H17/D?(ほぼマチなし) 194g

とても軽量の本革でできた、安価(¥6,499+tax)で質の良いシンプルなショルダーバッグです。貴重品だけを持ち歩きたいときに最適です。実は、これを丸ごと上記のanelloのミニショルダーに入れてバッグインバッグのように使っていて、トートバッグを使いたいときもこのバッグごと移すだけでいつも通りのものを持ち運べます。ショルダーストラップは付属していますが、別売のストラップを買い、クラッチバッグとしても使えるようにしてみました。楽天などのECモールではこの商品の取り扱いはありませんが、公式サイトでこちらから購入できます。下のストラップ(10069)はこちらです。

まとめ

よりによってフォーマル以外全部ネイビーなのですが、良くも悪くも無難でブラックほど重たくなり過ぎずどんな服装にも合わせやすいです。季節や性別を選ばないものを買うなら、使用頻度が低いものは家族とシェアするのもいいですね。あと、下手に海外ブランドを持ち込むより、日本でデザインされたもののほうが結局はライフスタイルに合うことを実感します。あまり高くない海外ブランドのものもいくつか持っていたのですが、結局はすべて自分には合わず手放しました。既製品は通年で使えるものしか買わないことにしていますが、どうしても季節感のあるバッグを使いたくなったら自分で作ります。

これでも使いもしない安物のバッグを20個も30個も持っていてそれらが場所をとっていた頃よりはずいぶん成長しました。その代わりにここでのバッグの数にはカウントしないことにしていて、本来は年齢に合わないようなキャラクターものや遊び心のあるとがったデザインのものでも持ちやすいエコバッグをコレクションすることが一種の道楽になっていてかなりの数を持っています。普通のバッグよりは単価が安く場所を取らないので安心です。フライングタイガーで買った「RECYCLE OR DIE」が最高に気に入っていますが、そこそこボロボロになってきても捨てたら呪われそうで捨てられません。ただし、エコバッグも増え過ぎは本末転倒なので気をつけたいところです。

Posted in 消費者向け情報