Twitterや Instagramで知り合った人とハンドメイド作品や、ガチャガチャやいわゆるブラインド商品(中身が選べないアクリルキーホルダーなど)で被ったものや自分の推しキャラでないものを交換することは今や珍しいことではないと思います。
しかし、特にブラインド商品の交換では約束を守らないなどのトラブルも多く、顔の見えない相手に個人情報を知らせるのは不安もあると思います。匿名で安心してものを送れるサービスを紹介します。
ヤマト運輸「スマホでかんたん発送・LINEでリクエストする」(おすすめ)
最小サイズは宅急便コンパクト(営業所やコンビニ等で専用箱の購入が必要)、LINEでリクエストするとありますが以下の方法を使えば相手とLINEでつながりがなくても可能です。
また、荷物の追跡により最寄りの宅急便センターまでは特定できますが、それはネットフリマやネットオークションの匿名配送も同じで、具体的な住所・氏名を知られないのはメリットだと思います。
個人間取引では小さめのものが多いと思うので、比較的配送料も抑えられます。あらかじめクロネコメンバーズに加入することが必要です。
まずは以下のリンクにスマートフォンからアクセスし、「すぐにサービスを利用する」をタップします。
宅急便をスマホで送る|ヤマト運輸
「ログインして利用する」をタップしてクロネコメンバーズにログインします。アカウントをお持ちでない方は下の黄色い「クロネコメンバーズに登録してはじめる」から登録してログインしてください。

今回は食品や生ものを送ることは想定しないので、「常温の荷物を送る」をタップします。

発払いか着払いを選択します。一般的には発払いかと思いますが、何らかの都合で着払いの場合はそちらを選択します。

荷物設定をします。今回はハンドメイド作品やキャラクターグッズなどを宅急便コンパクトで送ることを想定しているのでSサイズを選択します。

宅急便コンパクトを選択します。専用BOXが必要という注意が出ますが、「OK」をタップします。

品名を入力し、取り扱いを選択します。画面の指示に従って次の画面に進みます。

荷物設定を確認し、誤りがない場合には「次へ」をタップします。

お届け先設定に進みます。「LINEでリクエストする」を選択します。

発送予定日を選択し、決定します。

メッセージを入力し(必須なのでとりあえず定型文を入力しました)、「個人情報の公開設定」の非公開にチェックが入っていることを確認します。これが入っていないと台無しです。スクロールして受取人の名前(ニックネームなど差出人が判別できる名前で可)を入力します。とりあえず自分の名前を入力しました。そして「LINEの友達を選ぶ」をタップします。LINEを開く確認画面で「OK」をタップします。


他のアカウント情報を隠すためわちゃわちゃしていてすみません。
相手とLINEでつながっている場合はそのままその方のアカウントを選択します。知らない場合はとりあえずLINE公式アカウントやヤマト運輸のLINEアカウントなど、個別の内容に反応しないであろうアカウントを適当に選択して送ります。

LINEでつながっている場合はこのようなメッセージが相手に送られます。LINEでつながっていない場合は何かしら適当なアカウントに送ったこのメッセージを長押ししてコピーし、Twitterや Instagramなどのダイレクトメッセージで相手に送信します。

ここからは受取人の操作です。URLをクリックするとこのような画面が表示されます。

ログインし、受け取り場所を選択します。自宅での受け取りでも相手に非公開にすることが可能です。

個人情報が多いためスクリーンショットは載せませんが、入力して「次へ」→受け取り日時指定をして「次へ」→「確認」をタップします。これが完了すると、差出人が荷物を送ることができます。
差出人は荷物詳細から「発送手続きに進む」が表示されていたら発送手続きができます。
これも個人情報が多いのでスクリーンショットは載せられませんが、お近くの宅急便センター・セブンイレブン・ファミリーマートから選択できます。
支払いをオンライン決済で完了したあと、宅急便センター・セブンイレブン・ファミリーマートでQRコードを読み込み、送り状を発行したら発送が完了します。
日本郵便「かんたんSNSでお届け」
ゆうパックスマホ割アプリが必要です。あらかじめダウンロードしておきましょう。サービスの使用にはゆうびんIDの取得とクレジットカードの登録が必要ですが、アプリをダウンロードしてからでも可能です。しかし、アプリが必要なのと、60サイズ以上のゆうパックしか使えないのと、個人情報をそこまで隠せるわけではないので、ヤマト運輸ほど利便性が高くありません。このようなアプリとサービスもあるという紹介のみとします。
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やってはいけないこと
ネットフリマ・ネットオークションなどはより安く全国一律の匿名配送ができるサービスを備えていることもありますが、知り合いに荷物を送る送料を抑える目的で匿名配送を用いることは、架空の取引にあたるとして利用規約で厳禁されています。そのような目的でネットフリマやネットオークションを用いるのはやめましょう。
交換ではなくお金のやりとりが発生する場合に、お金のやりとりも匿名配送もできるおすすめのサービスがあるのですが、後日紹介します。