メニュー 閉じる

簿記2日目 ラーメンズで学ぶ借方と貸方


個人の生活費がギリギリというのをネタにしたラーメンズから離れたほうがいい気もしますが、とりあえず最初に例として使ったので今日のところは引き続き使います。

1日目ではラーメンズのネタをいきなり複式簿記にしてしまいました。自分でもなんのこっちゃと思ったので、今日はもう少し詳しく見ていきましょう。

このシリーズは運営者が一から2週間で簿記3級合格を目指して勉強する様子を記録するのが主な目的です。専門に学んでいる方なら当たり前のことをさも重要であるかのように書いていたり、誤りがあったりするかもしれません。何かありましたら遠慮なくご指摘ください。

まず、取引は「資産負債資本費用収益」の5種類に分類されます。

個人の家庭における日常的な家計簿の言葉で言い換えれば、資産は現金そのものあるいは現金化できるもの(預金など)、負債は借金(クレジットの後払いやローンなど)と言えるでしょう。資本は法人特有のものですが、資産から負債を引いたものなので、日常的な用語なら剰余金の貯金や積立にあたるでしょうか。費用は諸々の維持費や生活費(家賃、水道光熱費など)などの出費にあたるため、支払えば現金や預金などの資産が減る原因となります。収益は給与などの収入であり(簿記では事業を経営し給与を「払う側」から見るので給与は費用にあたりますが、ここでは日常用語に置き換えているので目をつぶってください)、現金や預金などの資産が増える原因となります。

資産負債資本それぞれの増加・減少、費用収益それぞれの発生を取引8要素といい、次のように借方・貸方に分けて記入します。

借方貸方
資産の増加資産の減少
負債の減少負債の増加
資本の減少資本の増加
費用の発生収益の発生

借方・貸方は慣習的なもので、「か」が左払いだから左、「か」が右払いだから右という覚え方が一般的なようです。そして、借方・貸方は常にセットで収支が合うものであり、唐突に片方だけ増減したらそれは複式簿記としては不適切です。また、「資産の増加と負債の減少」なんて同時に起こったら素晴らしいですがまずありえないですね。借方同士の要素、貸方同士の要素をセットにしないよう気をつけます。

資本は法人の会計に特有のもの、そして費用収益資産負債の増減の原因を示すものなので、ここでは後回しにしましょう。家計簿だったら資産(現金や預金)の増減という「結果」を中心に記録し、負債資産の増減の原因になることが多いので、資産中心に見ていきたいと思います。資産の増加のような家計にとってありがたいことを借方(左)、資産の減少のような家計にとって良くないことを貸方(右)につけます。そして、それらをつけていない側に、その原因を記録します。

これを昨日の複式簿記にあてはめるとこうなります。

日付借方勘定科目借方貸方勘定科目貸方
11/01普通預金(資産)100,000雑収入(収益)100,000
11/01普通預金(資産)60,000雑収入(収益)60,000
11/15支払家賃(費用)64,000普通預金(資産)64,000
11/15支払家賃(費用)10,000普通預金(資産)10,000
11/20現金(資産)32,000普通預金(資産)32,000
11/20雑費(費用)30,000現金(資産)30,000
11/20現金過不足2,000現金(資産)2,000
11/27水道光熱費(費用)24,000普通預金(資産)24,000
11/30諸会費(費用)90,000普通預金(資産)90,000
11/30現金(資産)60,000借入金(負債)60,000

ギリギリどころか足りてないギブミー6万円!とのことなので最後に追加して6万円貸してあげました。現金過不足は簿記では本来起こってはならないことなので色分けからは外しています。家計でもそうですが、「普通預金が減少して現金が増加した」といった資産同士の移動が起こることもあれば、「現金は増加したが借入金も増加した」ということもあります。

今日の内容は次のようにまとめることができます。

資産の増加:借方(左)に記入。貸方に収益の発生・(他の)資産の減少・負債の増加・資本の増加という原因を記入。
資産の減少:貸方(右)に記入。借方に費用の発生・(他の)資産の増加・負債の減少・資本の減少という原因を記入。

やっと普段マネーフォワードクラウドで何をやっているかちょっとずつ理解できてきました。「勘定科目」についての理解が不十分で、たぶんこれを理解するにはラーメンズのネタから離れた方がいいので、明日はそこを真面目にやります。

Posted in 簿記3級12daysチャレンジ