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簿記1日目 ラーメンズで学ぶ単式簿記と複式簿記


昨日、個人サイトのほうで「2020/12/21に簿記3級CBTを受ける」と宣言してしまいました。学べば学ぶほどハンドメイド作家やYouTuberにとって有益な知識が多いので、自分の勉強の成果のアウトプットを前日までの12日間続けてみたいと思います。

なお、特定のサービスを異常に推していますが、個人的に推したいだけなのでPR記事ではありません。

本業として個人事業や小規模法人を運営している方だけではなく、副業の確定申告が必要な方にも役立つと思います。

確定申告が必要となる目安は、他に収入がない場合で所得38万円以上、副業で所得20万円以上とされています。しかし、私のように年度末で退職して年末調整が行われていない場合、また事業の所得が目安より少なくても継続する場合は節税につながる可能性もあるため、必要かどうかは個々の状況に即して判断するのが適切です。個人事業主の場合は青色申告でかなり控除額が大きくなるため、複式簿記について知ることは必須であり、法人の場合は決算などのために当然に複式簿記が必須になります。

さて、私はマネーフォワードクラウドを使用しているため、普段はそのシステムに従って直観的になんとなく仕訳をしている状態でした。簿記の参考書を読むことで、自分が普段何をしていたかをより深く理解できたように思います。

まず、単式簿記と複式簿記の違いを実際の例で見てみましょう。

単式簿記

私がマネーフォワードMEでつけている日常的な家計簿などがこれにあたります。例えば次のようなものです。

日付項目収入支出残高
11/01仕送り100,000100,000
11/01アルバイト60,000160,000
11/15家賃64,00096,000
11/15管理費10,00086,000
11/20食費30,00054,000
11/27光熱費24,00030,000
11/30日本竹馬連合会会費90,000-60,000

ギリギリどころか足りてないギブミー6万円!明らかに元ネタの計算ミスもあるし赤字ですがそこは目をつぶってください。食費は適宜1ヶ月分をまとめてつけているとしましょう。意味がわからない人は最後の項目で調べてみてください。

さて、これを複式簿記にしてみましょう。実際には生活費を無理やり事業の勘定科目にあてはめるのは困難なので、かなり不自然なところもありますが、次のようになります。

日付借方勘定科目借方貸方勘定科目貸方
11/01普通預金100,000雑収入100,000
11/01普通預金60,000雑収入60,000
11/15支払家賃64,000普通預金64,000
11/15支払家賃10,000普通預金10,000
11/20現金32,000普通預金32,000
11/20雑費30,000現金30,000
11/20現金過不足2,000現金2,000
11/27水道光熱費24,000普通預金24,000
11/30諸会費90,000普通預金90,000

簿記についての知識が乏しいと単式簿記のほうがわかりやすいと感じるかもしれません。私もそう思います。

しかし、複式簿記の場合「雑収入を¥100,000手に入れて普通預金が¥100,000増加した」、「諸会費を¥90,000支払って普通預金¥90,000減少した」というように、普通預金の増加や減少という結果と、雑収入の入手や諸会費の支払いという原因の両方を記録するという意味があります。

勉強内容をアウトプットしていくことは私の勉強法の一環であり、もしかしたら誤った知識を発信してしまうことがあるかもしれません。何か誤りがございましたら遠慮なくご指摘ください。

Posted in クリエイター向け情報