このたびの東北・関東での地震で被災された方にお見舞い申し上げます。心配しつつも日本のTwitterトレンドを見たら早くも地震関連のキーワードが一つも見当たらなくなっていたのですが、ある意味私たちは訓練されすぎているかもしれません。
iPhoneのマネーフォワードクラウド確定申告アプリを使用し、iPhoneのみで確定申告を完了しました。
確認事項
・マイナンバーカードを用意
・デフォルトのブラウザAppをSafari以外にしている人は一旦Safariに変更
・マイナポータルAPをインストール
・控除証明書、源泉徴収票(昨年の途中で退職した場合のみ)、税務署から届いた確定申告の書類をなどを用意
・昨年の仕訳入力が完了しているかを確認
では始めます。
と、その前に
申告書の提出直前に唐突に必要になるので、マイナンバーカードの「利用者識別番号」を確認しましょう。なお、iPhoneでデフォルトのブラウザAppをChromeなどにしているとエラーが発生するので、確認の前にSafariに設定しておいてください。
マイナポータルAPをインストールします。評価がめちゃくちゃ低いですが、だいたい古い機種のiPhoneのせいです。私もiPhone7を使用していたときはマイナンバーカードの読み取りにアホほど時間がかかっていましたが、iPhoneSE第二世代に機種変更してからそんなことはなくなりました。

「スマホでログイン」の利用者証明用パスワードを入力してカードを読み取ると、Safariのマイナポータルのページが開きます。下にスクロールして「もっとつながる」を選びます。

筆者はもう連携しているので過程をお見せできませんが、画面の指示にしたがってe-Taxと連携してログインすると、「利用者情報」から「利用者識別番号」を表示することができます。

個人情報のため画面内では黒塗りで伏せていますが、表示された16桁の数字を控えておきましょう。
マネーフォワードクラウド確定申告のインストール
マネーフォワードクラウド確定申告をインストールし、登録しましょう。iPhoneの方は「アプリではじめる」からインストールできます。Amazonギフト券1000円分を当てたいのでフォームから応募しました(強欲)。
仕訳の入力
溜まっている場合は入力しましょう。日々コツコツやっておくことをおすすめします。
基本情報の入力

氏名・住所等、マイナンバー、還付先口座等を入力します。
「氏名・住所等」には税務署の整理番号の入力欄があるので、わかる場合には記入しましょう。
収入・所得

筆者の場合、「給与(令和2年3月までの元職場の源泉徴収票)」および「事業による収入」を入力。
個人で事業をしている方だけではなく、本業が会社員で、副業や配当などの所得がある方も使えます。事業の確定申告には有料プランが必須ですが、雑所得や控除のみの確定申告をする個人の方は無料で使用できます。
所得から差し引かれる金額(控除)を入力

筆者の場合は、年末調整が行われていないため控除されていない社会保険料(国民年金、私学共済任意継続掛金)、そして生命保険料を入力。
画像に収まっていませんが、事業をしていなくても一般にあてはまる人が多そうなところでは扶養控除、医療費控除、寄附金控除(ふるさと納税など)も入力できます。小規模企業共済等掛金も入力できます。
その他
住宅ローン控除、事業を継続していて一昨年に純損失が生じていた方の場合は繰越損失の控除などの入力欄もあります。必要に応じて入力しましょう。
申告書の提出
筆者は指示にしたがって入力していただけなのに全13ページの提出書類が自動的に出力されました。一体何のために簿記3級を取得したのだろうと思いましたが、見て意味がわかるだけでも良しとします。
印刷して控えを持っておきたい場合は、パソコンからログインして保存・印刷しておきましょう。筆者の場合は、元職場での源泉徴収が還付されるようです。
次のページで電子申告で必要な書類の確認がありますが、控除証明書の類は電子申告では省略できます。念のためきちんと保管しておきましょう。
そして次のページで詰まることとなります。

利用者識別番号とは。
マイナンバーは12桁ですがこの利用者識別番号は16桁で、e-Taxで発行される番号のようです。私はここで詰まってしまいましたが、上に確認の方法を書いておきました。皆さんは先に取得しておいてください。
最後のページでマイナンバーカードを使用し、「署名用パスワード」「利用者証明用パスワード」を入力して電子署名を付与した申告書を提出。

お疲れ様でした!