メニュー 閉じる

クリエイター運営Tips4「マイナンバーカードは印鑑の代わりになるのか」


昨日の「ひとり事業を始める非対面手続き」では各手続きの概要とリンクのまとめとなっていて、それぞれに関してあまり突っ込んだところは説明できていませんでした。今回はどのパターンの手続きでも前提となる、マイナンバーカードについて書いていきたいと思います。

マイナンバーカード(署名用電子証明書が記録されたもの)

マイナンバーカードをまだお持ちでない方は、マイナンバー通知カードに付帯している交付申請書を提出することになりますが、本人が交付申請において希望しない場合以外は原則として署名用電子証明書(電子署名に必要となるもの)・利用者証明用電子証明書(住民票などのコンビニ交付に必要となるもの)の記録が付帯します。マイナンバーカードを申し込むときにこれらについてパスワードを設定します。パスワードを一定の回数間違えると証明書がロックされて窓口での再設定手続きが必要になるため、忘れにくく人に推測されにくいものを設定しましょう。

既に持っている場合は電子証明書のパスワードの確認、また署名用電子証明書が有効であるかの確認も行っておきましょう。
マイナンバーカードを作成してから改姓・転居などがあった場合、電子証明書が無効になっています。改姓や転居の際には多数の手続きを並行して行うことになりますが、マイナンバーカードの記載事項変更とともに、電子証明書の変更手続きも行いましょう。

署名用電子証明書は実印に代わる機能が記録されています。マイナンバーカードの保管とパスワードの管理は実印同様に厳重にすることが必要ですが、パスワードが必要な分、実印よりは悪用されにくいかもしれません。また、実印に代わる機能であるという性質上、15歳未満のマイナンバーカードには署名用電子証明書の記録はされません

ICカードリーダー

SONY「Pasori」などが代表的です。マイナポイント事業でも品薄になりましたが、この時期、確定申告をはじめとしたオンライン申請のために品薄になるかもしれません。3000円程度と、そんなに高価なものではないのでこの際持っておきましょう。高価でないとはいえ、一家に一台あれば事足ります。筆者は夫婦で共有しています。また、iPhoneなどにもICカードの読み取り機能があるため、マイナポイントの申請などは可能でしたが、確定申告などの複雑な手続きをスマートフォンで完結させるのは困難です。パソコンで使えるようにしておいたほうが何かと便利です。

マイナンバーカードは印鑑の代わりになるのか

昨日の記事で挙げたようなマイナポータル、e-Tax、登記・供託オンライン申請システムなどで、マイナンバーカードの署名用電子証明書を利用した電子署名は、本来必要な実印の代わりとして用いることができます。私はおそらく本来なら印鑑の必要なところを10ヶ所以上はマイナンバーカードのおかげで乗り切りました。また、住民票の写しや印鑑証明書のコンビニ交付にもマイナンバーカードが利用できます。現在では、別途印鑑届書や印鑑証明書の郵送が必要となる手続きもありますが、今後さらにペーパーレス・オンラインで可能な手続きが多くなれば、マイナンバーカードが印鑑に取って代わる時代が来るのかもしれません。印鑑は全く需要がなくなるわけではなく、「キャラクター印鑑」や「QRコードスタンプ」「手洗いスタンプ」など印鑑業界も次々と新しい時代に対応したものを売り出しているので、ただのスタンプめいたものと儀礼的なものに使用する貴重品に二極化するのではないかと思っています。

Posted in クリエイター向け情報