行政書士試験まであと16日。
所属政党とか関係なく個人としてNISAをこれ以上ややこしくしないでいただきたい(何か見た)(このたびの実技で落としたことがかなりのショックになっている)。
本日、きんざいからFP2級の合格証書が届きました。2022年1月以降に試験を受ける方のために必要な情報をまとめてみます。
受け取りまでの日数
合格発表が2021/10/25 10:00(公式サイトにて確認可能)、本日合格証書と結果が届きました。
簡単に検索してみたところ昨日や一昨日に既に受け取っている方もいました。筆者は5月に受けた学科で6月に一部合格(実技に落ちたわけではなくもともと受けたい実技が実施されないので学科だけ受けた)していたので、学科と実技を一度に受けて一度に合格した方のほうが早く届くかもしれません。
ちなみに、資産設計提案業務(日本FP協会)・個人資産相談業務(きんざい)あたりなら学科と実技を一度に受けた方が効率がいいと思いますが、中小事業主・生保・損保といったきんざいのその他の区分は少し範囲が特化されていて意図的に学科と異なる部分を学ぶ必要があるので、たとえ自分が受ける月に両方の実施があっても戦略的に別々に受けることをおすすめします。筆者は中小事業主で受けましたが、これを学科と同じときに受けるのは範囲の被りが少なすぎてちょっと難しかったかなというところです。
配点(中小)
筆者の受けた区分はあまり受ける人が多くないので、書籍・インターネットとも情報が少なく、今後受験する方の参考になればと思います。正解数は自己採点の結果をもとにしたものです。
分野 | 正解数 | 得点 |
---|---|---|
第1問(ライフ) | 8問正解/10問 | 8点 |
第2問(資産運用) | 6問正解/10問 | 6点 |
第3問(タックス) | 6問正解/10問 | 6点 |
第4問(不動産) | 7問正解/8問 | 8点 |
第5問(相続) | 6問正解/10問 | 6点 |
中小は少なくとも過去2年程度、5題の中に問が各3問の全15問、その中にさらに小問が2〜4つ程度あり、5題各10問でおそらく1問1点の50点満点という、かなり自己採点のしやすいありがたいシステムでした。
ちなみに、《問1》などの1つの問を完答しないとすべて失点するわけではなく、それぞれの小問ごとに1点のようです。
ところが今回はイレギュラーが発生しました。
今回の「不動産」は8問で、筆者はわかりやすく1問間違えて2点失点しています。
おそらく、《問11》の「建蔽率の上限となる建築面積」「容積率の上限となる延べ面積」が各2点、その他は他の問も含めて各1点と考えられます。
例年の計算問題よりやや難しめの問題を答えのみ記述する問題だったので配点が他より高かったのかもしれません。
何か参考になれば幸いです。
今後のこと
ファイナンシャル・プランニング技能検定は国家資格の「技能士検定」の一種で、受験資格などには他の技能士国家資格と同じ基準が原則として適用されます(筆者が持っている2つは民間の指定試験機関が実施するものですが、例えばニット製品製造技能士・和裁技能士・時計修理技能士などは都道府県職業能力開発協会が主催しています)。知的財産管理技能検定と同様、1級は原則として実務経験が必要なこと、2級まででかなり実用的な知識が身につくことから、当面の間1級を目指す予定はありません。
2021年の学習の集大成として行政書士試験に挑戦します。今まで断片的に学んできたことが結びつく過程が楽しいです。