筆者の資格試験合格の裏技。
最近受けた資格試験について(CBT除く)
知財検定3級 3月受験→4月合格
FP2級学科 5月受験→6月合格
知財検定2級 7月受験→8月合格
FP2級実技 9月受験→10月合格(5月受験6月合格の学科と合わせて総合合格)
という、2ヶ月に1回試験を受けて2ヶ月に1回受かるというとんでもないサイクルを回転させています。
1回の資格試験でなるべく受験料とテキスト代を合わせて1万円未満にしたいですが、知財検定ではなんと受験料だけで突破してしまったので、最近は合わせて2万円くらいで収まればいいかと思っています。
筆者は同じ資格試験の受験料を2回以上払った(または親に払わせた)ことがありません。理由は受かる自信のない資格試験をそもそも受けないから、そして受験料を2回以上払うのがもったいないという貧乏性がはたらくからです。2回受験料を払わせたのは大学入試だけです。
その入試ですら、高校入試では「もったいないから」と私立高校の受験を拒否し、大学入試でも「もったいないから」と私立大学の受験を拒否し、大学では「もったいないから」と大学院入試の受験を拒否しました。誤解のないように言いたいですが親は筆者の認識する限りそんなひどい育て方はしていません。むしろ受かっても行くつもりのないところの受験を断固として拒否する筆者に対してヒヤヒヤしていました。
ちなみに親に払ってもらった範囲では英検5級→4級→3級→準2級→2級を1年に1回ずつ受けてストレートに合格していきました。漢検3級くらいに受かっているはずですが証書がないしあまり大人が自慢できるものでもないのでそのうち2級CBTに合格したいです。
大学生の頃は、「おそらく家庭の状況からして大学院には行けない」「同じ4年分の学費を払うなら教員免許を取得するほうが得」「しかも学部卒で就職する見込みも立つ」ということで、9割以上の学生が大学院に進学する学科で4年で教員免許を取得しました。教員免許を取るのに追加でかかった費用は数万円程度です。貧乏性がもとで教員免許を、元々高校だけと思っていたのに中学校のまで取得しました。こう書くと最初から真剣に教員になりたい学生には失礼なようですが、教員になりたいという気持ちはそれだけ頑張っていればあとからついてくるものです。しかし貧乏性で取得したのではやはり長持ちはしなかったようで、5年で退職しました。
貧乏性なので、大学の4年間でたった177単位しか取れなかったことを後悔しています(※卒業に必要な単位は132単位なので実はかなりおかしなことを言っています)。せっかく4年で卒業するなら200単位以上くらい取得して授業料の元を取り、成績証明書が1枚に収まらない人になりたかったです。筆者の在学中は時間割を限界まで埋めるのでは飽き足らず体を2つや3つに分けてまで単位を取得できる人がざらにいましたが、今ではいろいろ厳しくなって不可能だと思います。
貧乏性なのでお金も時間もかかる自動車の運転免許の代わりに原付の運転免許を身分証明として取得しました。もちろん一発で合格しました。
ちなみに、前職では収入もそれなりにあったのですが、「貧乏」が治っても「貧乏性」はまったくもって治りません。自分にしみついた性質なのでたとえ一生遊んで暮らせるお金があっても治らないと思います。
といっても悪いことばかりではありません。このたびの行政書士試験でも最後に頼りになるのは、今までと同じく自分の「貧乏性」です。貧乏性一般にはあまりメリットはないですが、「受験料を払ったのに落ちたらもったいないから受かってやる」という資格試験限定の貧乏性の馬鹿力の発揮はおすすめです。
…いや、やはり万人におすすめできる方法ではありません。筆者はおそらく自分の経済的状況に関係なく、たとえどれだけお金に余裕があっても「落ちてもいいや」とはおそらく思えないのでこの方法は有効なのですが、「受験料がもったいない」と心から思うことで誰でも力を発揮できるかというとかなり疑問の余地があるからです。