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初めての通信講座!AFP認定研修修了


この記事で扱っているのはAFP認定研修基本課程で、FP3級や実務経験を経ずにFP2級の受験資格を得る目的のものです。既にFP2級以上を取得していて技能士課程を受講予定の方はご注意ください。

資格試験などの類はほぼ独学でクリアしてきましたが、受験資格を得るために人生で初めて通信講座を受講しました。厳密には修了証の発行は来月になりますが。修了の条件を満たすことができました。

筆者が受講したのは、FPを主催する「きんざい」のAFP認定研修(33,000円)です。多くの同様の通信講座の相場が50,000円以上であることを考えるとかなりリーズナブルです。知財検定のように受験資格を得るために3級から受験するほうが安価かもしれませんが、4ヶ月で必要なことを効率よく学べて答案の添削などもついているので、確実に受験資格を得ることを優先しました。

FPは「ファイナンシャル・プランナー」ですが、AFPのAは何かというと「アフィリエイテッド」です。え?ブログとかのアフィリエイト?と思うかもしれませんが、元となる英単語は同じですが、意味が違います。ブログでのアフィリエイトは「提携する」という意味になりますが、AFPの場合は日本FP協会の会員になることが必要なので「会員である」あたりの意味が適切なようです。

結果は以下のとおりです(100点満点中60点で合格。わからないところはテキストを参考に課題をやりました)
第1回 92(リスク管理、金融資産運用)
第2回 96(ライフプランニングと資金計画、不動産)
第3回 92(タックスプランニング、相続・事業承継)
第4回 87(実技対策の総合演習問題)
第5回 84(提案書)

第1回〜第4回は普通に問題を解くだけでいいとして、第5回の「提案書」がくせものです。第1回〜第4回の内容はFP2級の試験内容にも関わってきますが、提案書そのものは試験には無関係な上に(ただし知識を応用する力はつくと思います)、やたらと時間がかかります。筆者の場合は形式的な作成に1日、改善案の作成に1日とはいえ合計6時間程度ですが、人によってもっと時間がかかると思います。

あまり内容に関わることは詳しくは書けませんが、形式的なことでいえば日本FP協会の提案書作成ツールを使えば確実です。Excelのマクロを利用したツールですが、怪しいものではないのでマクロを有効にして作成してください。おそらく、形式は最低限守っていないと合格できないと思うので、そこは守りましょう。

課題で想定されている顧客に関する情報を機械的に入力していき、そこから生成されるキャッシュフロー表になんらかの問題(慢性的な収支の赤字、預金残高のマイナス、顧客が想定する大きな出費に対応できない…など)があるはずなので、それを解決する手段を提案します。筆者は数字の面で理論上は解決できるけれど現実に提案することは憚られるような方法によって強引に解決しましたが、実践することに難があっても理論上は顧客の希望に対応できる提案ができていれば合格はできると思います。あくまで自分の場合なので断言はできません。

受験の理由は、法人に雇われて働いているうちは経理などに携わっているわけでもない限り誰しもそうだと思いますが、自分があまりにもお金に無頓着であることに気がついてしまったからです。あまりFPを事業として行いたいとは思わないどころか、提案書を自分について作ったら恐ろしいことになるかもしれません。本やインターネットでなんとなく勉強するよりも、資格試験を目指すほうが目標が明確で取り組みやすく感じました。簿記3級での知識もある程度役立ちそうです。5月に学科、9月に実技を受験予定です。今までの簿記や知財と同様に、皆さんに伝えたい知識があれば随時当サイトでも扱っていきたいと思います。

Posted in 資格(試験対策・行政書士登録準備)