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行政書士になるまでの記録 #8 「できることとできないこと」


筆者は登録申請の待ち時間に主に懲戒処分を眺めて過ごしていました。懲戒処分を眺めて過ごしていたというと不穏ですが、これは実は大切なことで「できないこと」は前もって知っておくべきことです。

「信用又は品位を害するような行為をしてはならない」たとえば公序良俗に反する行為や不法行為に加担するような重大な違反をやってはいけないのは当然で、その他事務所の移転を届け出ないなど初回なら戒告で済むような軽微な違反もありますが、重大にもかかわらずうっかり違反になりうるのが「他士業の専権業務に抵触すること」です。

これは他士業の法令を読み込むべきところです。

根拠になる法令できることできないこと
弁護士法・行政書士が作成することができる書類の作成について相談に応ずること
(以下は特定行政書士のみ)
・許認可等に関する審査請求、再調査の請求、再審査請求等行政庁に対する不服申立ての手続きの代理
・訴訟事件、非訟事件その他一般の法律事件に関して鑑定、代理、仲裁若しくは和解その他の法律事務を取り扱うこと
・要するに紛争性が生じることの代理等の法律事務
弁理士法・特許、実用新案、意匠、商標に関する契約書の作成
・特許、実用新案、意匠の図面等や商標見本の作成
・GIマーク(地理的表示)の申請の代理
・特許料の納付手続についての代理、特許原簿への登録の申請手続についての代理
・著作権の登録の代理
・育成者権の登録の代理
・特許、実用新案、意匠、商標の出願に関する特許庁における手続についての代理
・特許、実用新案、意匠又は商標に関す審査請求又は裁定に関する経済産業大臣に対する手続についての代理
・上記の手続に係る事項に関する鑑定その他の事務
・要するに特許庁に対する登録出願の手続の代理
税理士法・ゴルフ場利用税、自動車税、軽自動車税、事業所税その他政令で定める租税(石油ガス税、不動産取得税、都道府県たばこ税、市区町村たばこ税、特別土地保有税及び入湯税)に関する税務書類の作成の代理
・会計記帳、決算書類作成の代理
・租税に関する申告の代理
・税務書類の作成、税務相談
・要するに税務署に対する申告の手続の代理
社会保険労務士法・社会保険新規適用申請の代理
・就業規則作成
・労働及び社会保険に関する法令に関する申請の代理
・社会保険、労働保険の申請等の代理
・年金に関わる申請等の代理
・要するに労働基準監督署、公共職業安定所、年金事務所に対する手続の代理
司法書士法・おそらく行政書士が一番抵触しやすいのでここに挙げられるものはなさそう
・法務局からの登記事項証明書等の取得の代理
・登記又は供託に関する手続の代理
・裁判所に対する名の変更許可や後見開始の審判の申し立て等の手続きの代理
・要するに法務局への登記又は供託に関する手続きの代理
・その他裁判所、検察庁に対する手続の代理
土地家屋調査士法・実地調査に基づく図面等の作成・不動産登記に関する調査や測量
海事代理士法・船員職業安定法、内航海運業法に基づく手続の代理・船舶法等に基づく海事に関する申請等の代理

Posted in 資格(試験対策・行政書士登録準備)