行政書士法施行規則に基づき、職印と表札を準備しました。
なんだか番外編が増えそうな予感ですがそれはそれで。
職印
行政書士は、日本行政書士会連合会の会則の定めるところにより、業務上使用する職印を定めなければならない。
行政書士法施行規則第11条
日本行政書士会連合会の会則によると、「行政書士(氏名)之印」という様式の角印の調製をするよう定められています。また、各都道府県の行政書士会にもそれぞれのローカルルール(?)のようなものがあり、例えば大阪府行政書士会では15mmの角印「行政書士/(氏名)/之印」とスラッシュで改行して縦3行とすること、篆書体が推奨されています。15mmとは意外と小さい気がしますが、推奨されているのでそのサイズで作ることにしました。確かにむやみに押印欄からはみ出さないメリットがあるかもしれません。
筆者はこの様式に合う印鑑を「印鑑はんこSHOPハンコズ」で注文しました。SNS等では「ねこずかん」をはじめとした動物やキャラクターのイラスト入り印鑑で人気のショップですが、士業の職印といったお堅い印鑑も取り扱っています。様々な士業や様々なレイアウトに対応しています。ここで注文した印鑑を職印として届出しました。
簡易的な巾着袋はついていますが、15mmの角印を入れるのにちょうどいいケースがなかなか見つかりませんでした。ハンドメイドイベントでリバティプリント(ハラバルー)のがま口を手に入れたのでそれを印鑑ケースにすることにしました。朱肉も持ち運びできて、なんといっても動物たちの運動会のデザインでハリネズミがいるのがお気に入りです。市販品だと同じく実印など大きいサイズの印鑑も入る「あやの小路」のTAWARA型がま口コインケースに近いサイズ感だと思います。


表札
行政書士は、その事務所に行政書士の事務所であることを明らかにした表札を掲示しなければならない。
行政書士法施行規則第2条の14
これも既に購入しました。法令遵守のため、また実際には主に郵便や宅配の方が困らないようにするためのものなのであまり大きくないものでもよく、できれば行政書士マークが入っていてあまり高価でないものを探しました。これも各士業のマークに対応している「サインストア」の表札にしました。大きなサイズのものもありますが、小さいサイズのものは安価なのでマンションの一室等を事務所として開業している場合も便利です。同じストアで一般家庭向けの比較的安価で質の良い表札も取り扱っています。
本格的な開業は登録証授与式以降となりますが、郵便物(この時期に届くものはほぼ何かのセールスですが…)等が届くことを考えて既に表札は掲示しています。小さいのでちょっと目立たないですがこんな感じです。本当に小さいな

その他
名刺は(ミシン目でカットする簡易的なものではなくきちんとした用紙に印刷したものを)自分で作れるので自分で作りました。機会があれば公開できたらと思います。
書籍は色々と集めて勉強していますが、行政書士は取り扱う業務が広く集めだすときりがないので特に自分が関心の高い分野や実務に確実に役に立つ分野を中心にしています。あとは必要に応じて買い足す予定です。