お前は何を言ってるんだ。
きっかけ
7月某日のことである 友人と待ち合わせをしていたらその友人がなぜか資格の棚で本人が既に持っている資格の本を読んでいた しかし私はその近くにある宅建の申込書を見てしまった ???「今俺を見たな?」 これも何かの運命なので受けるしかない
上の通り友人が元凶です(ひどい)(インターネット出願なので申込書使ってないし)。
行政書士としても関わることのある宅建業、また建設業や農地転用など関連する分野に関する出題も多いのと、行政書士試験で悲惨な結果に終わった民法のリベンジのために受けることにしました。
実質無料チャレンジについて
ただ受けても面白くない、また予備知識が行政書士試験とFP2級である程度備わっている状態なので実質無料チャレンジをします。申し込んでからぼちぼちと始めていました。
これに使用してもいいツールは以下の通りです。
・Kindle Unlimitedの書籍
なんと2021/10/13(試験3日前)に3ヶ月99円体験が切れる予定。
さすがにそれまでにはこれを使わなくてもいい程度にする。
・宅建試験 過去問道場
必須。
・宅建 過去問 2022
行政書士試験でもお世話になったアプリと同じシリーズ。必須。
・既に持っている六法などの書籍
実は宅地建物取引業法は持っている書籍の中には載ってない。致命的すぎる。
・e-Gov法令検索
紙の書籍である必要はない。
今日やることは問題の構成です。まずはこれを理解しないことには始まりません。
問題の構成
権利関係(14問)
第1問〜第14問
10問前後は物権・債権・親族を主とする民法とその判例から、残りは借地借家法・区分所有法・不動産登記法などの関係する問題が出題される。
一般的な宅建の受験生はやや捨て気味だが、筆者はここを取らないとリベンジしたことにならない(行政書士試験は合格とはいえ民法が極めて悲惨だった)。
また実際の判決文を元とした問題が出ることがあるが、これはほぼ国語力の問題である。
契約や不動産に関する物権と債権など、なんとなく出題されるパターンは行政書士試験よりはつかみやすい。
18歳成人を念頭においた出題とかありそう。
法令上の制限(8問)
第15問〜第22問
都市計画法・建築基準法・農地法・国土利用計画法・宅地造成等規制法・土地区画整理法等が出題される。
FPでは建蔽率や容積率が問われたが、用途地域や開発許可について細かく問われる。
土地利用に関する許認可が関係する問題も多いので行政書士としてもかなり役立ちそう。
税・不動産価格(3問)
第23問〜第25問
不動産取得税、固定資産税、譲渡所得税、登録免許税といった税に関すること、また不動産の価格に関すること。
3問しかないので他に自信があれば真っ先に捨てても良さそうだが、FPを持ってるので2問は取りたい。
宅建業法(20問)
第26問〜第45問
えっ?こんなに出題されるのに、範囲が膨大な「権利関係」「法令上の制限」と違って元の法律がたった86条しかないんですか?
ということはかなり細かい理解が求められるし、範囲が膨大で掴みどころのない他の分野と違って決して落としたくないところ。
免除科目(5問)
第46問〜第50問実際に宅建業従業者になって通信講座と10時間のスクーリングと試験を受けてまでしてもたった5問しか免除されないなんて悲しすぎる
順番が前後することもありますが主に次のような構成で決まっています。
第46問 住宅金融支援機構に関する問題
第47問 宅建業の広告(公正競争)に関する問題
第48問 正直言って捨て問でしかない宅建業に関わる統計に関する問題
第49問 普通に考えたら解ける土地の特徴に関する問題
第50問 普通に考えたら解けそうで意外と間違える建築物の構造に関する問題