あまり事が大きくなることを望まない方もいると思いますが、無関係の方が疑われたり巻き込まれたりということが発生しているようです。あらぬ被害の拡大を防ぐために再び注意喚起したいと思います。
第一報の記事はこちらです。
関連記事:編み物愛好者の間で発生した脅迫について
現在わかっていることについて(先の記事と内容が被る部分は省略)
・脅迫の加害者とみられるユーザーについて、筆者は既に推定ができています。該当のユーザーは既にSNS等での活動を実質休止しています。具体的な言及や晒し上げは目的から外れるので差し控えます。
・脅迫の原因は他のユーザー(YouTubeチャンネル運営者?)への恨みとみられていますが、今のところ具体的には断言できません。脅迫の被害に遭った方は複数いるようで、既に警察に被害を届け出ている方もいます。
・被害はInstagramで発生しています。なりすまし等も発生しているようです。
・筆者の把握している限り、脅迫の加害者とみられるユーザーや脅迫の原因については、編み物ユーチューバー著作権裁判やそれについて頻繁に意見を述べているユーザーおよび原告の支援企業とは一切無関係です。
・疑われたり巻き込まれたりしている人も含めれば一切無関係とまでは言えませんが、それは二次被害のようなもので、本来の原因となった被害や加害とは一切無関係です。
対策・注意喚起
・脅迫の加害者とみられるユーザーは既にSNS等での活動を実質休止しています。個人での報復や晒し、むやみな犯人探しなどはおやめください。少なくともTwitterやInstagramでの脅迫や誹謗中傷に対して個人的に報復するのは最もやってはならないことです。加害者と疑わしいユーザーにフォローされている場合や脅迫メッセージを受け取った場合、各個人の判断でブロックや報告などの対処をお願いします。
・被害を受け疑心暗鬼になっておられる方もいるようですが、脅迫の加害者とみられるユーザーは嫌がらせで味方がいないと思い込ませ被害者を追い詰めたり、多くの人を疑心暗鬼にしたりするのが目的ではないかと考えられる行為をしています。これ以上あらぬ被害を拡大しては、加害者とみられるユーザーの思う壺です。被害に遭われた方に追い討ちをかけるようなこと、加害者とみられるユーザーと過去に親しくしていた方の加担を疑うこと、そのような方に対する嫌がらせや誹謗中傷、新規ユーザーを必要以上に疑い多くの人で結託して凍結に追い込むなど、あらぬ被害を拡大する行為は厳に慎んでください。
・今回の被害はInstagramで発生し、Twitterなど他のSNSやサイトでは現時点で特に何も起こっていないようです。Instagramのブロック機能には、「******と、この人が新しいアカウント作成した場合それらをブロックする」という機能があります。おそらく抜け道を探されてこれにひっかからない複数アカウントを作られるのを防ぐためか、何をもってその人の新しいアカウントと判断し、どの程度の精度でその人の新しいアカウントをブロックしてくれる機能なのかまでは明らかにされていません。しかし、この機能は複数アカウントやなりすまし対策になります。ぜひこの機能を使ってみてください。(毎回のことながら筆者のアカウントを例に出すのイヤだなー)

・その他、一般的な(嫌がらせだけではなく詐欺目的なども含む)なりすまし対策や報告(通報)の方法は以下の記事をご覧ください。
関連記事:SNSでのなりすまし対策について
この件について
既に警察に被害を届け出ている方もおられるので、あまり必要以上にセンセーショナルに取り上げるのは控え、各個人で取れる対策を中心としました。加害者とみられるユーザーの脅迫やなりすましなどとみられる行為で多くの人が疑心暗鬼になっている状況は楽しくありません。この件に関係あるかどうかを問わず、何かトラブルがあった場合はまず各個人で取れる対策を地道に行い、それでは済まなくなったり他にも被害がみられたりする状況なら信用できる人に助けを求めたり注意喚起するなりしましょう。特に「この人が新しいアカウント作成した場合それらをブロックする」という機能は、現在報告されている被害の状況を考えるとかなり有効かと思います。
被害の拡大を抑えるのが目的の記事であるため、特に何もなければ今後は一般論としての対策やリテラシーの強化をすすめる記事などにとどめ、この件を中心に取り上げるのは本日で終わりにします。