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アドベントカレンダー2022 6日目「ミーム遺伝入門」


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結局筆者がこの手の企画をやると小ネタ集になるのはいつものことなので諦めました。
あまり読む人に不快感を与えず、権利的にも問題のなさそうなミームを探すのに苦労しました。ということで本日のサムネイルはジンバブエドルです。

人間と他の動物とを区別する要素は色々とありますが、筆者は「ミーム」を割と重視しています。
人間には生物学的な遺伝子(ジーン)の他に、文化的遺伝子(ミーム)、そしてどちらかというと機械に関する分野ですが遺伝的アルゴリズム・遺伝的プログラミングという分野もあります。

「ミーム」という言葉自体の解説はおそらく他に向いているサイトが山ほどあるのでそちらに譲ります。「文化的遺伝子」「模倣子」などと訳されることもありますが、流行やある世代の常識なども「ミーム」の範疇に含むと考える場合もあります。
ミームは「模倣」を語源としているのが本質だと思います。やはり文化というのは人間の遺伝子と同じで、模倣されていく間に色々な組み替えやオリジナルの要素が混ざって発展していくという考え方です。
人間の一生で生物学的な子供の親になるには年齢や健康上の問題など色々と限界がありますが、ミーム的な子供の親になるなら年齢も性別も関係なく、1人でも構わず、場合によっては生物学的には不可能なほど際限なく多くの「子供」ができることになります。幼い頃は生物学的な親とミーム的な親が同一であることも多いですが、むしろ成長にしたがってミーム的な「親」もどんどん増えていくことになり、「親」が「子供」より若いことも珍しくないように思います。芸能人の方や、現代ならインターネット上の動画や配信で有名な方は数百万人や数千万人単位、世界で活躍している方なら億単位の「子供」がいることになりますね。非常に夢のある話だと思っているのは筆者だけでしょうか。

「入門」としているのになんだかとても長くめちゃくちゃなことを書いてしまいそうなので今日はこのあたりにしておきますが、「この現代なら生物学的な子供がたくさんいることよりミーム的な子供がたくさんいることのほうが自分にとっては幸せ」ということを言いたかったようです。ミーム的な子供をものすごく増やせる前の仕事は良かったな
筆者の子供になってください。

Posted in リテラシー・権利侵害全般