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なりすましアカウントによる被害の実態


画像は「SNSアカウントの乗っ取り」なのであまり今回のテーマに対して適切ではないのですが、比較的近いものを選びました。

投資家・資産家などになりすましプレゼント企画をすると称したアカウントによる被害はTwitter・Instagramで後を絶たない状況です。多くは投資家を名乗り「現金またはギフト券をフォロー・リツイートのみでプレゼントする」として、実際にフォロー・リツイートすると個人情報の収集・情報商材の押し売り・手数料と称した詐欺などの被害に遭うことがあります。そのようなアカウントをフォローしてしまった心当たりがあったら早めにブロックしておきましょう。さらに悪いことに、プレゼント企画によって”騙されやすい”フォロワーを集めたアカウントが売買の対象になることもあるようです。これは過去に個人サイトでも取り上げました。
(関連リンク:プレゼント企画に注意!SNSアカウント売買の実態)

また、最近では実際にプレゼント企画を開催している企業・店舗になりすまし、TwitterやInstagramでDMを送り、個人情報の収集などをしているやや手の込んだ手口もあるようです。企業・店舗もこの事態を重く見ているようで、下の画像はユザワヤ公式Instagramからの注意喚起です。筆者はこの手の企業・店舗が開催するプレゼント企画(本物)を複数回当てていますが、DMが届いたときに自分が既にフォローしている公式アカウントであるかよく確認することが大切です。

さらに、最近は目的が不明の単なる嫌がらせのようななりすまし被害もあるようです。ご本人に許可を得ていないためチャンネル名を出すことは差し控えますが、当サイトを閲覧している方はすぐに見つけることができるかもしれません。あるYouTubeでのライブ配信のチャットにおいて、ライブ配信をしているチャンネル主になりすましたアカウントから、「私のチャンネルに来ないでください」というDMが来たという内容の投稿がありました。また、同様の被害に遭った方が他にもいるようです。チャンネル主への嫌がらせなのか、チャットを投稿した閲覧者の方への嫌がらせなのか、誰がどんな目的でこんなことをしているのかまったくもって不明で不気味な感じがします。

意外に思われるかもしれませんが、このようなYouTubeチャンネルやSNSアカウントを騙るなりすましの場合は不正競争防止法違反(ある程度周知された他人の氏名や商号(チャンネル名など、屋号や登記として登録されていないものを含む)を騙ることは「周知表示混同惹起行為」という不正競争行為)にあたる可能性があります。また、なりすまし行為によってこのように本人にとって不利益・不名誉をこうむる場合(「私のチャンネルに来ないでください」という内容なのがなかなか難しいですが、受け取った人がチャンネル主本人による発言と誤認したら本人のイメージダウンにつながると思います)名誉毀損にあたる可能性もあります。もしそのような不審なメッセージを受け取ったら、無視する・証拠の保全としてメッセージそのものは残しておくという対処をしましょう。

Posted in リテラシー・権利侵害全般