これは筆者の十数年のインターネット歴による経験則であって、特定の人物を想定したものではありません。
迷惑行為・トラブル事例について参考にしているサイト
迷惑行為、またはそれを通り越したインターネットを介した犯罪行為について、それなりに知識を得ておいたほうが自衛につながるので、いつも見ているサイトを載せておきます。
公的な情報では国民生活センターの注意喚起情報をチェックすることが多いです。
関連リンク:国民生活センター
日々多くのトラブル事例が寄せられているという点では、メルカリ公式の個人間質問サービスであるメルカリボックスをよく読んでいます。個人間とはいえ、お金や個人情報のやりとりを伴うのでトラブルが泥沼化するとかなり恐ろしいです。類似したものとして、かつてはヤフオクのトラブル事例もよく読んでいました。ちなみにメルカリボックスでは質問者自身か質問者の取引相手がとんでもないガイド違反をしている場合が多いですが、なぜ回答者に良識ある人が多いのかは謎です。
参考リンク;メルカリボックス
他にも、ロケットニュース24の「実録迷惑メールシリーズ」もよく読んでいます。迷惑メールはスルーすれば実害を被る可能性は極めて低いことなのでどうということはありませんが、クリックすれば何が起こるか、どんな被害が起こりうるかを知ることができるのは興味深いです。
このシリーズ以外にも、他のライターさんもフィッシングサイトや情報商材に関する注意喚起情報を時々読んでいます。
余談ですが、メールや偽サイトのフィッシングは「phishing」とつづるらしいですね。日本のネットスラングで「釣り」だと、ふざけてはいるものの悪質性は低そう…なのと関係あるかは不明です。
参考リンク:【実録】迷惑メールシリーズ
迷惑行為(1) 「ちょっと何言ってるかよくわからない」
それだけでは迷惑行為というほどでもないのですが、シンプルに何が言いたいかわからないので他の人を困らせるタイプです。
メルカリボックスの質問者に結構な頻度で出現します。時々、事務局への問い合わせと間違っていると思われるユーザーもいますが、おそらくそのままの文面での問い合わせでは事務局も何を問い合わせているのかわからず困惑するだろうということがあります。
ちょっと何言ってるかよくわからないだけで迷惑というのは失礼かもしれませんが、これに「思い込みが強い」というのが合わさるとかなりの迷惑ユーザーになりうるので要注意です。
迷惑行為(2) 「通知を埋める連続投稿」
筆者が学生の頃に受けたのは数十個もの同一人物のTwitterアカウントから一気に同じ内容のリプライが来て通知が埋まるというタイプのものです。
最近はそういうケースは少ないと思いますが、今でも起こりうることだと異常なペースで執拗なTwitterのリプライやDM、InstagramやYouTubeだとコメントが来て通知が埋まるようなことです。丁重に制限なりブロックなりしましょう。あまりにも悪質な場合は報告しましょう。
筆者が学生の頃に(中略)は、他のアカウントからも通報多数だったのか、そのユーザーのTwitterアカウントの大半が凍結されました。
最近あったのは、迷惑行為というほどではないのですが、当サイトの投稿のツイートが多くの方にリツイートされたせいかいわゆる巻き込みリプが来て、そのアカウントを見るとあまりフォロワー層に見せたくないタイプのものだったため非表示にしてしまいました。対処法はいろいろあります。
関連記事:インターネット老人のぼやき #1 「SNSでの迷惑行為対策」
迷惑行為(3) 「警察呼ぶぞ」
メルカリボックスで、取引相手にメッセージで言われたという質問者をほぼ週1以上のペースで見かけます。治安が悪いですね。弁護士というパターンも見ますが、たいてい多数の回答者に「警察や弁護士はそこまで暇じゃありません」と言われて終わります。そんなことを言っても何の得にもならない多くの第三者から言ってもらえるだけでも少しは気持ちが落ち着く人が多いようです。
メルカリボックスの取引相手には頻繁に現れますが、この手のユーザーは個人間取引サイトに限らず、SNSなどでも出没するのが問題です。
この手の脅しでどうしても不安になったら、一旦落ち着いてチョコレートプラネットさんのコントを見るのをおすすめします。
明日は「インターネット老人のぼやき」は一旦お休みします。