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インターネット老人のぼやき #5 「迷惑ユーザーにありがちなことと対策」


ここ数日間、お盆…とは関係なく筆者の体調不良により休んでいました。

体調不良については個人サイトに詳しく書いていますが、万が一にも必要資料やパソコンを損壊しては大変なので、ハリネズミの世話以外で自分の部屋に近づかないようにさえしていました。やっと回復してきたので復帰します。
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今回は迷惑ユーザーにありがちなこと及びその対策を書いていきます。迷惑ユーザーといっても色々あるのですが、誹謗中傷や嫌がらせが目的の場合はたいてい共通している部分が多いです。

迷惑ユーザーにありがちなこと(1) 相手の属性を思い込みで決めつける

わかりやすくするために筆者がInstagramのDMで受け取ったことのある実例を出します。
この例と無関係なものも含めると、性別・年齢・国籍など本人にはどうにもならないことから、学歴・資格など本人の努力のある程度及ぶものまで、なぜか思い込み(事実と異なるものの含む)と偏見で槍玉に上げられるようなことが多いです。
そういうものが来たらとりあえず怪しんでおいたほうがいいと思います。
これを送った方は大学を出ておられるなら学歴は筆者と同等なのに何がださいのかはよくわかりませんが、以前も似たようなことがありました。
関連記事:謎の学歴詐称疑惑について振り返る

迷惑ユーザーにありがちなこと(2) 呼吸をするように矛盾する

上に書いている関連記事では、もし学歴詐称を糾弾したいなら「京都大学出身を詐称」「教員免許取得を詐称」「両方を詐称」のどれかにターゲットを絞るものと思いますが、何かその場の思いつきの行き当たりばったりで書いているようで支離滅裂でした。先程のInstagramのDMにしても、筆者の判断で載せていない部分もありますが、よく簡単にこんなそう多くないDMの中でたくさん矛盾できるものだとある意味感心しました。相手を攻撃したいだけの人は、嫌がらせを目的にして思いつく限り何でも言うので、呼吸をするようにに矛盾します。そういった嫌がらせの暴言を自分が言われていると思うと不愉快で怖いですが、その中の矛盾を客観視できるようになるとかなり滑稽にすら見えてきます。

迷惑ユーザーにありがちなこと(3) 人へ相談しようという気持ちを断たせる

「人に相談しようという気持ちを断たせる」というのはどちらかというと特殊詐欺でありがちです。しかし、嫌がらせでもターゲットに味方がいないと疑心暗鬼にさせて人に相談しようという気持ちを断たせることはよくあります。編み物ユーチューバー著作権裁判の原告と同じような被害に遭った方もそのようなケースが多いようです。
筆者はこれを、もう10年も昔のことなので何も証拠は残っていませんでしたが大学に入学してまもない、普通に考えて一番やっちゃいけないタイミングで受けました(過去の記事に書いた複数アカウント迷惑行為とは別人です)。当時のことを知る人に読まれるとなんとなく推測されそうであまり詳しくは書けませんが、幸いにも学部学科のような逃げ場のないコミュニティ内のできごとではなかったので自分が去れば解決すると思い詰めていました。複数の同級生から「(筆者に味方がいないという)思い込みは間違っている」という指摘を受けてなんとか元通りになることができましたが、本当に味方がいないと思い詰めてしまうとどうなっていたか恐ろしいです。

迷惑ユーザー対策(1) 証拠を残す

実は上に載せたInstagramのDMは、筆者のメッセージボックスや送ってきた人のプロフィールから見ても既に削除されています。しかし、インターネット上での嫌がらせはある意味口頭で受ける嫌がらせより証拠は簡単に残ります。証拠を残すために、不愉快なものでもスクリーンショットを残しておきましょう。

迷惑ユーザー対策(2) SNSに備わっているブロック・制限・報告(通報)などの機能を用いる

これは、当シリーズ「インターネット老人のぼやき」の最初の記事にTwitter・Instagramについて詳しく書いています。コメントやメッセージそのものを遮断することもできますが、もし他にも被害者が複数いて、通報多数で悪質と認められた場合には迷惑ユーザーのアカウント凍結なども可能性があります。
誤解のないように書くと、最近は俗にいうYouTubeチャンネル誤BANのような凍結も多いので、凍結されたユーザーが必ずしも迷惑行為をしていたというわけではありません。
関連記事:インターネット老人のぼやき #1 「SNSでの迷惑行為対策」

迷惑ユーザー対策(3) 人に相談し、被害について共有する

迷惑ユーザーにありがちなこと(3) の通り、迷惑ユーザーはターゲットに味方がいないと思い込ませ、孤立させたり疑心暗鬼にさせたりすることを企んでいることが多いです。被害の状況を人に相談されたり共有されたりすることを恐れているからだと思います。迷惑ユーザーが複数名に同じようなことをしていた場合、同じ被害に遭った人同士で団結したほうが対処しやすくなります。
具体的に自分への危害をほのめかすような内容が来た場合、警察に相談し、場合によっては被害を届け出ることを視野に入れたほうがいいと思います。具体的な危害をほのめかされた場合はもはや弁護士を依頼する開示請求では手に負えない状況の可能性があります。
とにかく、味方がいないと思い込まされるのに決して負けず、1人で抱え込まないことが大切です。

Posted in リテラシー・権利侵害全般