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編み物ユーチューバー著作権裁判 控訴審に関すること


【訂正】控訴理由書の提出を2022/02/23までとしていましたが、実際にはその日は祝日のため翌日の2022/02/24までだったようです。

期日までに控訴理由書が提出されました。一応は期日を過ぎたら直ちに却下されるという性質のものではないようですが、第一審に不服がある側が期日を過ぎたらかなり心証が悪くなりそうです。
本日のサムネイルは内容とは無関係の先日見かけたお寺の掲示板(2022/02/21撮影)ですが、なんだかこの問題を読み解くのに重要そうなのでこれにしました。

また、控訴審の第1回弁論期日が2022/04/27(水)に決まりました。この期日までに被控訴人(第一審の原告)からの反論書を提出することになります。
裁判所の公式サイトなどでも控訴審について「第一審がそのまま継続したもの」と説明されていますが、第一審の判断を大きく覆すような主張やその証拠でもない限り、民事訴訟の控訴審は第一審の書面や証拠に控訴審での書面等を加え、1回で結審することが多いようです。
詳しくはわかりませんが第一審の判決からして判断が大きく覆るような主張が想定しがたいです。
参考リンク:判決に対する上訴ー控訴と上告

第一審について裁判所の公式サイトで裁判例検索をしたところ、京都地方裁判所の最新の判例が2021/12/13の刑事訴訟判決になっていました。1月の時点では未掲載だったので更新はされているようですが、既に公表されている判例をいくつか見たところ、判決文が刑事訴訟ではおおむね10ページ未満、民事訴訟や行政訴訟では20ページ前後やそれ以上にわたることが多いようです。当事者の個人情報等を削除修正した上で公開されるので、民事訴訟では公開により時間がかかるかもしれません。

内容については分かり次第お伝えできる範囲で当サイトでも扱いたいと思います。
今のところ扱えることがないのでとりあえず今日はここまでにします。

Posted in 編み物ユーチューバー著作権裁判