これまた色々ありすぎます。
今日は今まで当サイトであまり拾ってこなかった時期(提訴以前、2020年2月〜2020年5月あたり)のことを主に扱います。
提訴以前の状況に関する動画のまとめ
2020年2月中旬頃
原告チャンネルYとは別のチャンネルLについて著作権申し立て通知による削除が騒ぎになり、のちの「手遊び小町」代表から次のような動画が投稿されました。
偶然にも時期を同じくして、筆者もこの頃に個人サイトの前身となるブログでこの問題について取り上げています。
この頃は多くの人がまだ「被告チャンネルSが考えを改めて撤回すれば丸く収まる」と考えていたように思います。
余談ながら後で述べる会社設立の宣言との間に「著作権③」に当たる動画も投稿されていたのですが、動画内で言及があったこの件に関係ない他のチャンネルに迷惑がかかるのを防ぐために非公開になっています。
関連リンク:
著作権 始まりはここから 結局裁判で決着① 編み物の著作権侵害を申告 複数の編み物チャンネルが、冬眠状態に(2020/02/19)
著作権のお話 ② 著作権侵害の申告を受け チャンネルが冬眠、凍結 番組削除(2020/02/21)
2020/02/25
どうやら丸く収めるのが不可能な予感がしてきた頃になりますが、まだ予感でした。
当時はまだ名前も決まっていなかったと思いますが、後の「手遊び小町」に当たる会社設立の宣言の動画が投稿されました。
関連リンク:
著作権騒動を終息したい‼︎ 布部 編み部を中心にユーチューバー事務所を設立します。
2020/05/08
この動画は状況に応じて一時期は非公開にしていましたが、現在は公開しています。提訴前の状況説明として重要なものなので載せておきます。
これは原告の動画について、裁判に先立って被告チャンネルSに送付した公開質問であり、これに期限内(2020/05/20まで)に回答があればおそらく裁判にまでは至らなかったはずです。
実際は回答があるどころか…筆者の個人サイトの前身に削除請求がありました(ちょっと何言ってるかわからないと思いますが事実です)。いよいよ丸く収めるのは不可能なので提訴に至りました。
関連リンク:編み物著作権の申し立て先に質問した全文 yukigoyaさんの報告
2020/05/10
原告チャンネルYとは別件ですが、同様に2020/02/06に著作権侵害申し立て通知によって動画が削除され、2020/05/07に著作権侵害警告の期限が切れたチャンネルCCについての動画です。
被告チャンネルSが原告チャンネルYについて、コミュニティ投稿で原告チャンネルYのブログの無断転載をして脅迫まがいの記述をしていた(現在は削除)ことについても触れられています。
関連リンク:動画を1本削除された会員の警告が消えました 編み物著作権問題
被告チャンネルSの人物像
上でも述べた通り、提訴に至る前はさすがにここまで話が通じないとは思っていなかったので、被告チャンネルSが誤りを認めて申し立てを撤回すればすべて丸く収まると見込んでいました。
「(原告チャンネルYとは別のチャンネルLについて)著作権侵害の警告を3回受けたとみられるチャンネルが停止されなかったらさすがにチャンネルSも反省して申し立てを撤回し、この問題も終わりだろう」「(チャンネルLの)異議申し立てが受理されて動画が復元されたら(以下略)」「提訴されたら(以下略)」「当事者尋問であれだけ警告されたら(以下略)」「判決が出たら(以下略)」…などと考えていましたがもう諦めました。今のところ「控訴棄却されたら(以下略)」「チャンネル停止されたら(以下略)」「現在もめているイタリアのチャンネル主の方から著作権侵害申し立てを受けて動画が削除されたら(以下略)」が残っていますがあまり望みは持てません。
ここからは念のための断りですが筆者の主観です。
今までギリギリ差別や偏見にならない表現で「情報商材の養分」とか言ってきましたが、なんか最近はそんな大層なものでもなくただの「陰謀論にハマったインターネット初心者」に見えてきました。そう考えると色々と支離滅裂な言動の辻褄が…合うというのはおかしい気もしますが一応説明がつくと思います。カルトグループ呼ばわりとか最近の言動を見てるともはやそうとしか見えません。
何も被告チャンネルSに限ったことではなく、スマートフォンからインターネットを利用し始めた方、特にコロナ禍の中では珍しい話ではありません。皆さんの身近にもいるかもしれません。気をつけましょう。
関連記事:YouTubeばっかり見てるとアレにハマる
ただの筆者の宣伝
明日2022/01/10 22:30から、筆者と同じく行政書士合否待ちのsakuraさん(@tkmkmyknx2)とスペースで編み物ユーチューバー著作権裁判について話します。筆者と比べて士業受験生や合格者・実務家のフォロワーが多い方なので、法律や最新の判例に関心の高い層の方が聴きに来てくださるのではないかと思います。
スペースはこちらです。システム上アーカイブがおそらく残せないのでぜひリアルタイムで聴いてくださるとありがたいです。リマインダーを設定できます。
関連リンク:スペース