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編み物ユーチューバー著作権裁判 被告の海外パターン無断販売疑惑


次の裁判までに何も起こらないことを期待していましたが、そんなことはありませんでした。

被告チャンネルSでアップされている動画でも紹介されているDROPS Design様のHelsinki Cardigan(DROPS-172-34)について、被告共同運営者YM名義のwebサイトで「日本語説明書」が販売されていることがわかりました。

DROPS Design様はリンクを貼ることと写真を改変しないこと、また他社製品の販促に使わないことという条件でパターンを動画制作などに自由に使用できるとのことで、手遊び小町として条件を確認しましたが、これは手遊び小町所属クリエイターに対して特別な許可をもらったわけではなく、DROPS Design様の全ユーザーに認められている権利です。そのため、この記事のサムネイルでは元のwebサイトでの画像を使用させていただきました。しかし、被告共同運営者YM名義のwebサイトで販売されている「日本語説明書」は、リンクがない、写真の改変、無断での翻訳・翻案、説明書の販売と、グレーゾーンどころか明らかにクロです。特にフリーパターンの場合、「編み図を使用して編んだ作品での動画制作や販売は許可していても編み図の再配布や販売は認めない」ということが多いと思うのですが、海外パターンでもそれはあてはまると思います。

登録のためには無料の会員登録が必要とのことですが、登録画面を見てみると氏名・住所・電話番号といった個人情報だけではなく、パスワードや秘密の質問・秘密の答えの入力欄もあります。フィッシング詐欺などでよく使われる手口ですが、多くの人が他のwebサイトで使用しているものと同じか類似しているものを入力してしまうことが多く、そういった情報まで抜き取ろうとしているのではないかという疑惑もあります。以前別のフィッシングサイトで試したように、全くのでたらめを入力してみようかとも思いましたが、筆者は既に被告チャンネルS・被告共同運営者YMに目をつけられているのでさすがに同じ手段で騙し通すことは困難な気がします。

また、DROPS Design様のコメント欄を用いて通報するのも一つの手段かと思いましたが、「日本語説明書」が有料で販売されていて肝心の中身を見ることができない、また誰かがリスクを冒して購入したところでDROPS Design様に日本語の翻訳・解読など余計な手間を取っていただくかもしれないことを考えるとあまり得策ではありません。

現代においては外部サービスを介して、相手の個人情報を一切得ることなく販売することも可能だと思います。「余計な個人情報を管理したくない」という理由で業者でも匿名配送などのサービスを積極的に利用したり、まっとうな業者の懸賞でも当選者の個人情報を一切聞かずギフトコードやクーポンコードを当選者にメールやメッセージで送ったりということが一般的なので、わざわざ個人情報を入力するように仕向けているだけでもかなり怪しいです。あと、チンピラ・極道風の衣装を有名映画やドラマに提供していることで知られる裏稼業に詳しいある業者(念のため書いておくと大手ECモールにも出店しているまっとうなお店です)によると、個人情報を収集して売るだけではろくな利益にならず、そんなせこい小遣い稼ぎよりは顧客の信用を得ることのほうがよっぽど価値があるとのことでした。そのため、収集した情報が取引される被害によるリスクより、筆者が受けたように何か疑いを持たれた場合に晒されるリスクのほうが高いと思います。晒されても困らない全くのでたらめや普段あまり使用しないメールアドレスなどを入力…いや、そもそも何もしないことをおすすめします。

Posted in 編み物ユーチューバー著作権裁判