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編み物ユーチューバー著作権裁判 一般ユーザーに対する被害


先日の記事では主にYouTubeチャンネルで動画投稿していたり、被告に都合の悪い情報を発信しているユーザーに対する被害を取り上げましたが、被告による被害はこれに留まらず、一般ユーザーの多くにも被害を及ぼしています。

先日の記事はこちらです。
(関連記事:編み物ユーチューバー著作権裁判 被告による被害とその結果 )

その他、一般ユーザーに対する被害で確認できたものは以下のようなことがあります。

1. 編み物やYouTubeから遠ざかったユーザー

被告チャンネルSが「ご報告」と称して著作権に関することを高圧的にまくしたてた動画(現在は非公開)のコメントに、「この動画がトラウマになったのでもう編み物をするのもYouTubeの動画を見るのもやめたい」という内容のものがありました。このユーザーはそのことをコメントで表明していましたが、このように問題が表面化する前に被告チャンネルの高圧的な言動に恐れをなして、編み物やYouTubeから遠ざかり、問題が表面化してからの被告に対抗する声も力も届かないところにいる、名もなき被害者が他にもいるのかもしれません。そういう方にはおそらく原告の支援企業や当サイトの存在も無力だと思います。直接の攻撃を受けたり被害を受けたりしたチャンネルやユーザーは氷山の一角と言っても過言ではないかもしれません。

2. 結果的に被告に加担してしまったユーザー

被告チャンネルSの視聴者やファンであったユーザー、その中でも特に被告チャンネルSに対して「○○さんの動画で似たようなものを見た」などと何気なく指摘してしまったユーザー、または他のチャンネルに攻撃的なコメントをしてしまったユーザーなどが含まれます。この中には、問題が表面化した2020年1月以前の被告の言動を詳しく知る方もいるため、ある意味ではこの問題の原因を探る上での重要人物とも言えるユーザーです。

今でもコメントが残っているユーザーの中で重要な証言を残している、ユーザーTKから筆者がアップした動画の一つに対してのこの件に関するコメントを元にした内容を取り上げます。ユーザーTKはチャンネルCPに謝罪を促すコメントをしていましたが、チャンネルCPの動画が削除されたことを残念がっているような発言もあり、一旦は終結したかに見えました。しかし、他のユーザーのコメントでチャンネルCPのさらなる落ち度(動画を見て編んだ作品を無断で販売していたという内容でしたが、元のコメントが削除されたこともあり、この件の真偽は現時点では不明です)を指摘するようなものがあり問題が再燃しました。そして、ユーザーTKの証言によると、この件に関する被告チャンネルSの怒りが収まらなかったことが、2020/02/06の著作権侵害申し立て通知の乱用につながったとのことです。

ユーザーTKはその後、なんとかして被告チャンネルSの説得を動画やコミュニティ投稿に対するコメントで試みていましたが、真摯な説得すら無視され削除されてしまいました。また、被告チャンネルSの動画を参考に編んだ作品も、この件を思い出すのが嫌で処分したとのことです。経緯を見ると結果的に被告に加担してしまったかのように見える点もありますが、筆者から見る限りユーザーTKも紛れもなく被告チャンネルSによる被害者の一人です。

なお、先日の記事に対してユーザーTKの別名とみられる人物から内容に対する指摘がありましたが、被告チャンネルSが直接的に削除を強要したかどうかは大きな問題ではなく、被告チャンネルSの言動に恐れをなしてチャンネルCPやチャンネルAが自ら動画を削除したのは事実であるため、そのままにしています。

3. 権利を乱用した不当請求

この被害に遭ったのは、被告チャンネルSの不当な言動をたびたびSNSなどで指摘しているユーザーY(原告チャンネルYとは全くの別人)です。

ユーザーYは商標権使用料、スクリーンショット使用料という名目で2160万円を請求されています。しかし、振込先も記載されておらず、「納品書」「見積金額」など全く請求書としての体裁をなしていないものであり、またスクリーンショット使用料を請求する根拠とされている利用規約とされるものも、架空請求詐欺まがいの文面です。また、商標権侵害は主にブランドやキャラクターの偽物に関して問題となるものであり、商標登録されているものに言及しただけで商標権侵害となるなら、購入品紹介の動画やブログすらアップできなくなってしまいます。

他にも同様の不当請求をされたユーザーがいるようですが、被告による被害が既に明らかになっているので特に実害はありません。そもそも、被告からのものでなくても被害が明らかになっていなくても、このような請求が突如として届くのは架空請求詐欺の可能性が高いと考えられます。断固として無視しましょう。

対処

前述の3つの例ですら氷山の一角であり、しかもこの3つは被告になんらかの形で関わってしまったユーザーに関するもののみです。動画をアップしていないユーザーでも編み物をする気を削がれた、YouTubeを見る気が失せた、被告チャンネルSの動画を参考に編んだ作品を処分したなど、被告による間接的な被害は筆者の知らないところでもまだまだ起こっていたのではないかと思います。2020年12月現在、なんとか問題が起こる前のような活気ある状況が戻ってきてはいるのですが、その裏で被告チャンネルSに恐れをなして人知れず去ってしまったユーザーもいるであろうことを忘れないでいたいと考えています。被告チャンネルSはこのままでは動画を投稿していないユーザーとも共存しがたいチャンネルであると言えます。

Posted in 編み物ユーチューバー著作権裁判

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