予告の通り、本日試験を受けてきたのでこれも最終回となりました。
ついにこのシリーズも最終日、明日にCBT受験を控えています。「簿記3級12daysチャレンジ」としている通り、12日間の勉強で合格したいです。必ず出題されるであろう決算について、紛らわしいところをまとめていきます。
やっと模擬問題で合格点を取れるようになりましたが、配点のない部分を誤っていたり、借方と貸方のつじつまが合わなかったり、まだ不安な点も多いです。今日は帳簿に関する紛らわしいところを詰めていきます。
どうやら紙の試験とは出題形式も試験時間も異なるのであまり過去問演習は意味がなく、受ける予定のCBT試験に対応した模擬問題を解いてみたところ、最初に解いたものは50点程度しか取れませんでした。そこでの誤りを徹底的に見直して次の問題を解いたら合格点の70点近くまで取れました。「近く」なので本番でやってしまったら不合格です。紛らわしいところを詰めていこうと思います。
過去問やサンプル問題を解いてみるとまだわからないところが少なくないので、本当にあと4日で合格できるか不安になってきました。
なんとなく扱いたくなかったので避けていましたが、避けて通れないので税金について扱います。
持っている参考書の練習問題を解いてみると、仕訳は迷わずできるようになっているのですが、今まで自分の確定申告のための帳簿つけに必要な部分に偏って勉強していたせいで、決算などの実務的な部分が何もわからない状態でした。
昨日の記事の通り、このシリーズは人に教える目的ではなく、筆者がほぼ何も知らない状態から12日間で簿記3級の知識を身につけていく過程を楽しむシリーズなので、時々とんでもなく無知なことを書いていると思います。「減価償却」というと、賃貸物件の退去において、あるいはやはり簿記と同じく固定資産・車・ブランド品などのリセールバリューがあるものについてチラッと耳にした程度です。
今回から企業間の取引に特有のものを扱っていきます。勉強前の個人的なイメージでは、小切手は「クイズミリオネアでファイナルアンサーの後にみのもんたさんが破るやつ」あるいは「M-1の優勝者がデカいパネルを持ってるやつ」、約束手形は「人生ゲームで借金するときにもらうやつ」あるいは「クロサギで見た2回不渡りを起こすと倒産に直結するやつ」です。
これだけ簿記の勉強をやっていますが、令和2年分の確定申告から、青色申告控除額が55万円、ただし電子申告または電子帳簿保存で青色申告控除額が今まで通りの65万円と、実務で使用している電子帳簿により有利な税制に変更されます。なぜ勉強するかというと、何をやっているかわからないのは気持ち悪いからです。