現在、管轄の裁判所が所在し被告および被告代理人の拠点である京都府・原告代理人の拠点である愛知県の両方に緊急事態宣言が出ています。そのため、裁判所の判断により、裁判所と弁護士事務所をweb会議で接続したリモートでの弁論となりました。
次の裁判までに何も起こらないことを期待していましたが、そんなことはありませんでした。
当サイトは2020/12/01に立ち上げたばかりですが、今まで個人サイトに載せていた雑多な情報をまとめ直したり、新たな情報を扱ったこともあり、多くの方がご覧くださっています。ありがとうございます。
先日の記事では主にYouTubeチャンネルで動画投稿していたり、被告に都合の悪い情報を発信しているユーザーに対する被害を取り上げましたが、被告による被害はこれに留まらず、一般ユーザーの多くにも被害を及ぼしています。
このサイトを開設してまもないときの投稿において、2020年以前に起こったことを年表形式で総括しました。起こった事実をまとめただけであったため、具体的な被害がわかりにくい投稿だったと思います。今回は具体的な被害の概要をまとめます。
パテント・トロール(特許をわざと先取りして使用料を得ようとする者)や商標ゴロ(商標をわざと先取りして使用料を得ようとする者)など、知的財産権の濫用というのは珍しいものではありません。ここでは著作権を主張して使用料を得ようとするコピーライト・トロールについて扱います。
【お詫び】昨日、2020/12/04の記事内で取り上げたJ-CASTニュースの記事が削除されていた件について、「公開期間の終了」と推定していましたが、元の記事の内容に誤りがあったため削除されたことが判明しました。申し訳ございませんでした。
YouTubeでは、多くの人気チャンネルが昨日の記事で解説した「ノーティスアンドテイクダウン」方式を悪用した虚偽の著作権侵害申し立ての被害に遭っています。
一連の流れをすべて一つにまとめたことはありませんでした。年内にはもう裁判の弁論期日の予定もないので、2020年やそれ以前に起こったことを総括します。